転職するなら妊娠する前に!気をつけたい転職のタイミング
30歳前後になると、子供がほしいけど仕事も楽しくて、今後のキャリアも考えてしまいますよね。
私も、妊娠したいタイミングと転職したいタイミングが完全にかぶってしまい、どうするのが良いか悩んだ時期がありました。
転職と妊娠を両方考えている方は、ぜひ順番と時期にお気をつけください。
転職と妊娠は転職が先
結婚して3年が過ぎた頃、何度か妊娠も考えましたが、そのたびに仕事が面白いので妊娠を後回しにしてきました。
そうして29歳を迎えた頃、そろそろ本気で妊活をしようかと考え始めます。
ただちょうどその頃、自分の今後のキャリアのことも考え、転職もしたいと思っていたのです。
結果的に、私は転職して半年後に妊活を始め、無事妊娠をしました。
何気なく書いていますが、実はこの順番が非常に大切なのです。
いくら人手不足で売り手市場だからといっても、妊娠してからの転職は正直厳しいです。
妊娠するとつわりや妊婦健診などで会社を休んだり、体力的に残業ができなくなったりもします。
また、企業によっては半年や1年勤務した者でないと育休がとれない場合もあるようです。
妊娠期間は10ヶ月。
会社の制度を利用するためだけでなく、会社の信頼を得るためにも、転職後半年は妊娠しないほうが安全です。
1年働けば会社のこともわかるし、サポートしてくれる上司や同僚も見つかるはず。
戻った後のイメージをつけるためにも、転職してからしばらくは妊娠しないようにしたほうが良いでしょう。
面接では妊娠について素直に伝えるべき
女性の場合は、転職の面接で妊娠についてきかれることもあります。
特に年齢が26歳以上であれば、聞かれる可能性は非常に高いです。
このとき、転職してから妊娠を狙っている人は、下手にごまかさずにある程度素直に話すべきでしょう。
ただ、あまりにもバカ正直に「すぐに妊娠したいと思っています」というとさすがに露骨すぎて落とされる危険があるので、「授かりもののためいつ妊娠するかはわからないが、年齢的にも近いうちに妊娠は希望している。ただし、まずはしっかりと仕事を覚えることを優先させたい」などと言うのがおすすめです。
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育児支援が充実した会社か確認を
転職してから妊娠して子育てをしようと考えている方は、ぜひ転職する会社の育児支援が充実しているかを確認してください。
今まで2,3年で転職していたから、次もそんなに長く働かないだろうし、子育てが難しくなったらまた転職すれば良いと思うかもしれませんが、実際に子供が産まれてから転職活動をしたり、受け入れてもらえる会社を探すのはけっこう大変です。
保育園のお迎えなどで転職活動の時間も限られますし、そもそも時短勤務の状態だったりすると採用してくれるところも少ないはずです。
もしまた転職したいと思っていても、子供がある程度大きくなるなってから転職しよう、と思えるような会社をねらうべきでしょう。
- 育休がとれる
- 時短勤務や在宅ワークができる
- ママでも昇進できる
このあたりは最低限確認しておきましょう。
女性でも、人手不足を理由に育休をとらせてもらえないママさんもいます。
時短勤務や在宅ワークができないと、保育園のお迎えや子供の突然の体調不良への対応も大変になるでしょう。
また、キャリアをあきらめたくないなら、マミートラックに陥らないかも確認しておきたいところです。
転職前にどこまで聞けるかはわかりませんが、転職エージェントを使っている場合はエージェントが教えてくれることもあるので、まずは一度聞いてみましょう。
転職も妊娠もタイミング
人手不足なので、転職はある程度スムーズに進むかもしれませんが、妊娠については授かりもののため、なかなか予定通りにいくものではありません。
転職してから妊娠しようと思っていても、なかなか妊娠できなかったりすることもあるでしょう。
妊娠したいと思ったら、1年スパンでゆとりをもってがんばるつもりでちょうど良いかもしれません。
妊娠を焦らず、転職も早まらず、ぜひ今後の育児をイメージしながらキャリアを考えてみてくださいね。