育休の目的はママのメンタルケア!経験者が感じたパパの育休の重要性
連日、男性の育休が話題となっていますね。
小泉進次郎が育休を取ると言ってから、世の中も改めて育休について考えるようになってきたようです。
最近では、育休は休みではないので、育労や育就など、名称を変えようという動きもでてきています。
このまま、男性の育休について考え方が変わってくれるとうれしいですね。
今回は、そんなパパの育休の重要性について私が出産直後に感じたことをお話します。
パパの育休の目的はママのメンタルケア
皆さん、男性の育休が重要だと言われていますが、なぜそんなに重要なのだと思いますか?
私もずっと男性の育休は重要だと思っていましたが、出産するまでは、育児のサポートをするために取る必要があると思っていました。
でも、実際に出産して感じるのは、男性が育休をとる目的は、育児のサポートよりもママのメンタルケアだということです。
産後はホルモンバランスが崩れており、特に産後2週間はマタニティブルーや産後うつになりやすいそうです。
私も、ホルモンの影響なのか、ちょっとのことで涙が出たり情緒不安定になりました。
主人は仕事もあったので、子供が産まれた瞬間、一人で育てなきゃというプレッシャーがでてきて、そのプレッシャーに押しつぶされそうになっていたのです。
いくら10ヶ月間妊娠していたからといっても、出産してみるまで育児はわからないことだらけです。
お世話の仕方はこれであっているのか、ちゃんと育てられているのかといったことが不安でしかたありません。
しかも、連日の夜通し育児により睡眠不足で、気分も落ち込み気味。
こんな心細いママにパパがそばで寄り添わなければ、ママは簡単に産後うつになってしまうでしょう。
赤ちゃんのお世話はパパ以外でもできる
男性は赤ちゃんが産まれるにあたって体の変化がないので、父性を目覚めさせたり育児脳になるためには、赤ちゃんのお世話をする必要があるそうです。
そういう意味で、パパの育休は育児をするためにあるとも言えるのですが、赤ちゃんのお世話をママと一緒にやって、初めての経験や大変さをママと共有することでママからの信頼を得ることができるので、そちらのほうが重要だと思うのです。
赤ちゃんのお世話は、里帰りで実家に頼ったり、産後ケア施設を利用することもできます。
ある意味、パパが育休をとらなくても、パパの育児サポートは外注ができるのです。
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パパにしかできないことを
赤ちゃんのお世話は、パパじゃなくてもできます。
では、出産直後のママが不安定な時期にパパにしかできないことは何でしょうか。
私は、ママの気持ちに寄り添うことだと思います。
ママの気持ちに寄り添うには、実際に一緒に育児をして同じ時間を共有し、同じ経験をするしかないです。
それをしないパパは、どんなに心配したり優しい言葉をかけてもママには響きません。
精神的に不安定なママは「口だけではどうとでも言える」「経験したことないくせに」と卑屈に受け取ってしまうでしょう。
これから赤ちゃんが生まれるというパパさんは、ぜひ自分にしかできないことを考えて、仕事を休んででも育休をとったほうが良いのか考えてみてください。