出産する前の想像とどう違う?生後0ヶ月赤ちゃんのお世話の7つの実態
出産する前には本を読んだりネットで調べたりして、育児についての情報をたくさん収集していました。
赤ちゃんを産んでいる人から話も聞いていたので育児はだいたいイメージできると思っていましたが、実際に経験してみると想像と違うことばかりでした。
生後0ヶ月の赤ちゃんのお世話のうち、想像と違った7つの実態についてお伝えします。
- ①最初は母乳がでない
- ②授乳は3時間に1回じゃない
- ③寝不足がつらい
- ④意外と自分の時間もある
- ⑤話しかけるのは慣れが必要
- ⑥おもちゃでは遊ばない
- ⑦マニュアル通りにいかない
- 経験しないとわからない育児
①最初は母乳がでない
出産前は、赤ちゃんは産まれてすぐに母乳で育てると思っていました。
妊娠してからどんどん出産にむけた身体に変わっていったこともあり、出産したら育児にむけた身体になるのだろうと漠然と思っていたので、当然母乳もすぐにでてくると思っていたのです。
でも実際は、産まれてすぐには母乳は出ず、出たとしてもほんのちょっとしか出てきません。
赤ちゃんに飲んでもらううちに、徐々に母乳の量が増えてくるようです。
一方で、赤ちゃんも産まれてすぐは胃が小さくてちょっとしか母乳を飲めないので、順調にいけばだんだん母乳だけで育てられるようにもなります。
②授乳は3時間に1回じゃない
育児中の一日のスケジュールの基本を見ると、よく授乳は3時間に1回と書いてあります。
でも実際はまったくそんなことはありません。
授乳は1時間に1回。
場合によっては、30分に1回だったりすることもあります。
母乳の出が悪いのか、ただ食いしん坊なのかはわかりませんが、我が子は頻繁におっぱいを求めてきます。
しばらくは母乳だけでなんとかなっていたのですが、さすがに頻回授乳すぎて搾乳してみても母乳が少ししか出なかったりもするので、夜だけミルクを混ぜるように。
ほぼ一日中授乳して過ごしています。
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③寝不足がつらい
赤ちゃんは胃が小さいため、1〜3時間ですぐにお腹が空いて泣き出します。
泣き止ませるためにはおっぱいをあげるしかなく、昼夜問わず授乳をする必要があります。
日中は問題ないのですが、さすがに夜頻繁に起こされるのは本当につらいです。
どのくらいつらいかというと、飲み会でオールした時くらいの辛さです。
お昼寝しないと身体がもたないので、里帰り中は親に赤ちゃんを見てもらいながら毎日お昼寝をしていました。
親やパパさんなど協力してくれる人がいる場合は、土日だけでも良いのでぜひママさんがお昼寝をする時間を作ってもらいましょう。
④意外と自分の時間もある
頻繁に授乳したりする必要はあるものの、赤ちゃんは一日15時間程度寝ています。
そのため、1,2時間くらいお昼寝してくれるときもあるのです。
寝てさえいてくれれば、ママは基本フリーです。
また、赤ちゃんが起きていても、ご機嫌で一人で遊んでいてくれるのであればその時間もフリーです。
同じ部屋にいて、赤ちゃんに何かがあればすぐに分かる状況であれば、家事をしていても自分の時間を過ごすことができます。
私はそういう時間に、このブログを書いたりしています。
スキマ時間をうまく活用すれば、やりたいことだってできるかもしれません。
⑤話しかけるのは慣れが必要
コミュ力のある人や、明るい人はこういう悩みはないのかもしれませんが、赤ちゃんに話しかけるのには慣れが必要でした。
産まれたばかりの赤ちゃんは、まだ何もわかっていません。
話しかけても、何かを見せても、何も反応しません。
なにか気になるものを自分で勝手に見つけて、自由にすごしているだけです。
大人と違って反応がないので、独り言みたいになり話しかけるのが恥ずかしかったり、反応がないと話しかけても無駄なのでは?と思ってしまい、なかなか話しかけられなかったりもしました。
そもそも、何を話しかければ良いかもわからなかったのです。
それでも、お世話をしていくうちに、眠いの?とか、ちょっと待ってね!とか、何かと話しかけられるようになりました。
旦那も同じで、最初は恥ずかしがっていましたが、今はもう慣れて少しずつ話しかけられるようになっています。
こればっかりは慣れな気がします。
⑥おもちゃでは遊ばない
赤ちゃんがぐずると、おもちゃなどで気を引いたりするのではと思っていましたが、産まれたばかりの赤ちゃんはまったくおもちゃに反応しません。
まだおもちゃがわかっていないのでしょう。
そうすると、ぐずってもおもちゃであやすということができず、ひたすら抱っこしたり話しかけたりしながらあやすしかなくなります。
赤ちゃんがご機嫌で起きているときもおもちゃで遊んではくれないので、ただ気になるものを見て、あ!あ!と一人で遊んでいます。
おもちゃで遊ぶようになるのは、もう少し大きくなってからなのでしょう。
⑦マニュアル通りにいかない
育児についてたくさんの本や記事が世の中にあるので、そういう情報を参考にお世話をすればいいと思っていましたが、実際の育児はまったくマニュアル通りに行きません。
もちろん、乳頭混乱や乳児湿疹など、よくわからない突然のトラブルが起こっても、それがどういうものかを知るのには非常に役に立ちます。
ただ、解決策などはあまり参考にならず、自分の赤ちゃんの場合はどうすればいいのかは自分で試行錯誤しながらやるしかないのです。
仕事でもマニュアル通りいかなくて臨機応変に対応しなければいけないことはたくさんありますが、育児は仕事以上に体当たりで解決するしかないものが多いです。
育児を経験すると仕事の能力もあがるといいますが、こういうところからきているのでしょう。
経験しないとわからない育児
実際に育児を経験してみて、想像と違うことがたくさんありました。
育児には、経験しないとわからないことが本当に多いと感じます。
ぜひ育休をとって、パパにも育児を経験してほしいです。
育児を経験する人が増えれば、もっと妊婦さんやママさんに優しい世の中に近づくはず。
みんなで試行錯誤しながら、一緒に子育てがんばりましょう!