バリキャリママの子育てブログ

キャリアも諦めず、子育ても手を抜かず、両立できるママを目指します!このブログでは、妊娠中や出産、子育ての話などを書いていきたいと思います。

保活って何をすればいいの?保育園の見学に行くまでに私がした基本的な6つのこと

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そろそろ保育園の申し込みのために準備しなきゃと思い、保活を始めました!

何から始めれば良いかわからず手探り状態でしたが、私がやったことをお伝えしようと思います。

保活とは

「保活が大変」とよく聞きますが、保活とは何のことかわかりますか?

明確にコレ!というものはないのですが、いわゆる子供を保育園に入れるために保護者が行う活動のことです。

保育園の情報収集や申し込むための書類の準備、保育園の見学など、保育園に入れるための準備はすべて保活になります。

4月に入園させたい場合、申し込みはだいたい前年の10月頃に始まります。

それより前に保育園の見学をしたり、そもそもどこに見学に行くかを決めたりと何かと時間がかかるので、早い人では妊娠中から保活をしているそうです。

私も、保活は妊娠中に始める人がいるくらい大変だというのは事前に知っていましたが、出産前はまったくイメージがわかず、出産してもしばらくは帝王切開の傷が痛かったり育児で手一杯だったりして、保活どころではありませんでした。

ちょうどダメ元で10月入園で申し込もうとしていたのですが、その場合、申し込みは8月。

保育園の情報を集め始めたのが6月で、保育園の見学に行ったのが7月。

書類の準備をするのが7〜8月というかんじで、意外とそんなに時間はかかりませんでした。

早くからやったほうが良いという人は、おそらくまわりに保育園がたくさんある方や23区に住んでいて保育園が激戦区の方、すべての可能性を検討したいような方なのかもしれません。

保活でやるべきことは?

それでは、実際に私が2ヶ月くらいで行った保活について、ひとつずつお伝えします。

大きくやることは、保育園の情報収集、保育園リストの作成、見学する保育園の絞り込み、保育園の見学準備、保育園の見学、保育園申請書類の作成の6つです。

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STEP1:保育園の情報収集

保活の事始めは、保育園の情報収集です。

そして真っ先に集める情報は、自分が住んでいる自治体の保育園の情報です。

子供の送り迎えを考えると、雨の日や真夏の暑い日など送迎が大変な日も多いので、できるだけ家から近いほうが楽ですよね。

そのため、まずは自分の近所の保育園について調べることから始めます。

そしてその次に、会社の近くの保育園や、別の自治体だけど家から近いところなども探してみます。

最近は福利厚生の一貫で会社に保育園を抱える企業も増えてきましたが、やはり子供と一緒に毎日満員電車に乗って通勤するのも大変なので、家や最寄り駅の近くにある保育園の情報から先に集めると良いです。

ただし、会社で保育園を抱えている場合などは優遇して入れてもらえる可能性も高いため、会社が家から近い場合は積極的に利用することをおすすめします。

そして保育園の情報の集め方ですが、まず市役所に行って保育園の書類をもらうのが手っ取り早いです。

毎年、自治体ごとの保育園リストがまとまった書類があるので、市役所に取りに行ったり、市役所のHPからダウンロードしてみましょう。

そして、もしあるのであれば、保育園ごとのHPも見てみると良いです。

写真をたくさん載せてくれているところもあるので、イメージがわきやすいと思います。

ネットで口コミを探しても良いのですが、よっぽど激戦区の自治体などでなければ、保育園に関する口コミはほとんどありません。

2,3件あれば良いほうで、まったく口コミがみつからない保育園もたくさんありました。

こういうローカルな情報は、まだまだリアルな人脈の口コミか、市役所などから集めるしかないようです。

STEP2:保育園リストの作成

保育園の情報を収集したら、比較するために保育園リストを作成しましょう。

このとき、すべての保育園の情報をリストにすると大変なので、家から近い保育園や教育方針が好きな保育園など、気になる保育園をピックアップしてリスト化していきます。

そしてリストには、保育園を選ぶときの条件になる項目を作っていきます。

私の場合は、下記のような項目を作りました。

  • 認可保育園か
  • 家から保育園までの所要時間
  • 保育園から最寄り駅までの所要時間
  • 0歳、1歳がそれぞれ何人入れるか
  • 園庭の有無
  • 時間外保育の時間
  • 特徴

私の場合は、後で保育園を選ぶときの基準がこのあたりだったのでこういう項目になりましたが、人それぞれ基準は異なると思います。

自分はここが気になるという項目があれば、ぜひ追加してみましょう。

STEP3:見学する保育園の絞り込み

保育園のリストが完成したら、項目ごとに優先順位を決めて、保育園の一覧を並べ替えたり、候補からはずす保育園をグレーアウトしたりしていきます。

渡しの場合は、最近はコロナの影響でテレワークなども進んできており、通勤が減ることも見越して、家から保育園までの所要時間を重視しました。

そこで、家から保育園の所要時間順に並び替え、現実的でない距離の保育園をグレーアウトしていきました。

すると、最低限の基準を満たした保育園が残るので、さらにその中で気になる順に並べ替えます。

保育園の特徴だったり、園庭の有無だったり、ご自身の重視したいポイントで自由に並べ替えましょう。

そしてそのうち、上位いくつかの保育園については保育園の見学に行きます。

3箇所でも5箇所でも10箇所でも、見学する保育園の数は問いません。

ただ、最低でも申し込みをする保育園はすべて見学にいったほうが良いです。

文字で得られる情報には限りがありますし、実際の雰囲気や先生の話し方などからしか得られない情報もたくさんあります。

通う可能性のある保育園には、必ず見学に行くことをおすすめします。

一方で、とりあえず端から全部見学に行く!と思っている方も注意が必要です。

見学には赤ちゃんも一緒に連れて行く必要があります。

見学は1日1箇所、多くても2箇所が限界です。

保育園の申し込みの期限もありますし、あまり無理をせず、まずは気に入った保育園の上位5〜6箇所を見学に行くのが良いでしょう。

STEP4:保育園見学の準備

保育園の見学に行く前に、必ず質問リストを作りましょう。

いろんなサイトに質問項目が載っているので、その中からいくつかピックアップして、自分が気になることをまとめておきます。

私が実際に保育園の見学に行って、各園で違いが出たので聞いておいたほうが良いと思ったのは下記についてです。

  • どんな教育に力をいれているか
  • おむつは園で捨ててくれるか
  • お昼寝布団の洗濯はどうなるか
  • トイレトレーニングなどはするか
  • 離乳食やアレルギー対応など食事はどうなるか
  • イベントは多いか
  • 保護者が参加したり作業したりすることはあるか
  • 慣らし保育の始め方はどうなるか
  • 熱を出したときの対応はどうするか
  • 延長保育は当日OKか
  • コロナ対策は何をしているか

長いと5〜6年通うことになる保育園ですので、親にとっても無理のない保育園であるかを確認しておきましょう。

毎回同じことを聞くのもめんどくさいと思ってしまいますが、園によっても結構違いがありました。

教育方針の違いとして、子供の個性を大切にしてその子に合わせた保育をしてくれるところもあれば、画一的な対応しかしないため親の負荷が高い保育園もあります。

ここもどうせ他と同じだろうと思わず、念の為確認するようにしてください。

また、質問リストだけでなく、各保育園ごとの評価シートを作るのもおすすめです。

評価シートを作ることによって、客観的に評価をしやすかったり、一緒に見学に行けない旦那さんに各園の違いを説明しやすくなります。

  • 園児はのびのび遊んでいるか
  • 先生の子供への対応
  • 延長保育の対応
  • 保護者の負担
  • 設備の安全性
  • 施設の清潔感

私はこれらの項目をもう少し細かくわけながら5段階で評価をする評価シートを作りました。

コメントも残しつつ、各園の対応について記録を残しておくことで、あとで旦那へ説明したときもとても楽でした。

旦那にその評価シートを見せて「この園はここがダメだけどこの項目が良くて気になっている」など話し合いのネタに使うと、やはり旦那も理解が早かったです。

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STEP5:保育園の見学

保育園の見学をするためには、保育園に見学の予約をする必要があります。

保育園では、保護者同士がかぶらないように時間をずらしたり、子供たちの世話が忙しい時間をさけて予約をとるため、なかなか予約がとれないこともあります。

見学したいと思ったら、早めに電話しましょう。

電話をする際は、保育園の先生が忙しくない時間を狙うのが鉄則です。

13時〜14時くらいは子どもたちもお昼寝していて手が空いているそうなので、できるだけその時間に電話をしてあげてください。

複数の保育園を見学する場合、まとめて予約をしてかまいませんが、第1希望の保育園はできるだけ後回しにしたほうが良いです。

初めて見学する際は、他の保育園との比較もできませんし、質問も洗礼されていない状態なので、まずは優先順位が低めな保育園から見学をするのがおすすめです。

旦那さんと2人で見学に行きたい場合には、土曜日に見学できる園もあります。

土曜日のほうがゆとりがあるので、先生もゆっくり丁寧に説明してくれます。

ただし、土曜日に見学する場合には子供がほとんどいないので、先生たちが子供とどう接しているかはわからないというリスクもあるのでご注意ください。

可能であれば、ママだけで行くか、パパも会社を休んで平日に見学に行きましょう。

とはいっても、我が家も第1希望の保育園は旦那も一緒に見学に行きたいと言い、一方で平日は休めないということだったので、土曜日に見学に行きました。

子供は数人しかいませんでしたが、教室の中をゆっくりと見学できましたし、先生も時間をしっかりととってくれたので、どうしても土曜日がダメというわけではないと思います。

また、実際に見学に行った際には、子供を預けるかもしれない保育園なのでこちらも礼儀正しく、丁寧・親切に対応するよう心がけましょう。

そして、あらかじめ用意しておいた質問を、保育園を案内してくださる先生に聞いていきましょう。

質問リストの内容をひとつずつ聞いても良いですが、うまく会話に混ぜながら流れで質問するようにすると、先生側もいろいろ教えてくれると思います。

見学が終わったら、すぐに質問の答えを一覧にまとめておきましょう。

そして、評価シートにも忘れず保育園の評価を記入をしておきます。

こうすることで、旦那にも情報共有をすることができるので、めんどくさいですががんばって記入しておきましょう。

STEP6:保育園申請書類の作成

保育園の見学も終わり、どの保育園に通いたいかの優先順位が決まったら、いよいよ保育園申請書類の作成です。

保育園の情報をもらう際に、申請書類一式も市役所からもらえるはずなので、どんな書類があるかをまず確認しましょう。

ここで気をつけておくべきこととして、就労証明書を会社に書いてもらう必要があると覚えておいてください。

復帰する予定のママさんだけでなく、働くパパさんの分も両方必要ですので、余裕を持って会社に依頼しましょう。

私の住んでいる自治体の場合、下記7種類の書類が必要でした。

  1. 教育・保育給付認定申請書
  2. 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業所利用申込書
  3. 利用調整希望施設(第6希望以降の希望園がある場合に提出)
  4. 家庭状況票
  5. 確認同意書
  6. 事前確認事項
  7. 就労証明証

それぞれ利用用途が違う書類なので、微妙に書く内容が異なります。

例えば、保育園を利用するためには、住んでいる市区町村から「あなたのご家庭では保育の必要があります」という認定を受ける必要があります。

2歳以下で保育園を利用したい場合は3号認定を受けることになります。

この認定を受けるための申請書類が1の書類です。

そのため、1の書類では利用期間が3歳になる誕生日の前日までになります。

一方、保育園を利用したいという申請は2の書類で行うことになるので、こちらの利用期間は小学校にあがる直前の3月31日までになります。

書類にはどちらも「利用期間」としか書いてないのですが、書類の用途によって記入内容が変わってくるのです。

また、就業時間などを記入する欄もありますが、復帰後は時短にするかもしれないし、そもそも今は育休中だし、なんと書けば良いかわからないという項目が多いです。

そのため、一度書類に目を通して、名前や住所など悩まずに書けるところだけを書き、残りは市役所の担当課に電話して書き方について質問しながら書きましょう。

私も実際に電話して聞いてみましたが、こんなの聞かなきゃ絶対わからないじゃん!という内容が多く、ちょっとでもわからないことがあれば必ず聞くことをおすすめします。

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保活は旦那と協力して

ここまでが、私がやった保活の内容です。

超激戦区の自治体の場合は、ポイントを加算してもらうために事前に高い保育料を払ってベビーシッターに頼んだり、認可外の保育園に預けたり、さらなる努力が必要なようですが、基本的な保活の内容はこんなところかなと思います。

情報を収集したり、リスト化したり、評価をしたり、やることはたくさんあります。

慣れない育児をしながらこれらの作業をママが一人でやるのはけっこう大変です。

私は仕事柄こういう作業が得意なので自分でやってしまいましたが、慣れていないママさんは、ぜひ旦那さんにも協力してもらいましょう。

そのほうが、旦那さんも自分事として捉えてくれるようになるので、一石二鳥だと思います。

また、保育園の比較リストに評価を書き込んだら、必ず旦那さんと内容について一緒に確認しましょう。

優先順位も、この順番が良いと思っているとちゃんと共有し、旦那さんに理由を説明して一緒に優先順位について話し合うようにしてください。

保育園について2人で決めたという事実を作ることがとても大事です。

自分が関わっていないと、その後の保育園の送迎や連絡帳のやりとりなど、協力してくれない可能性が高まります。

保育園は6年近く通うため、子供だけでなくパパママにとっても大事な人生の岐路です。

旦那さんは仕事で大変で、相談するのは気が引けると思ってしまう方も、必ず旦那さんと一緒に考えてくださいね。

まだまだ待機児童も多く、なかなか入れない方も多いと思います。

かくいう私も、申請はするものの、しばらく保育園に入れない気がするので、その間にゆっくりと保育園に通ったあとの育児分担について旦那と相談していきたいと思います。

早く待機児童問題が解決して、希望の園にいつでも入れる世の中になると良いですね!