バリキャリママの子育てブログ

キャリアも諦めず、子育ても手を抜かず、両立できるママを目指します!このブログでは、妊娠中や出産、子育ての話などを書いていきたいと思います。

【体験談】赤枝医院で帝王切開!当日の流れと出産の記録

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東京都の多摩市にある赤枝医院で、予定帝王切開で出産をしました!

赤枝医院で帝王切開をする方や、帝王切開の術後が気になる方のために、その時の記録を残しておきます。

赤枝医院についての詳しい説明はこちらを参照してみてください。

career-and-childcare.hatenablog.jp

帝王切開の前日の様子もこちらに残しておきますので、ご興味あれば!

career-and-childcare.hatenablog.jp

入院中のスケジュール

いよいよ出産当日。

前日の入院説明のときの紙を見つつ、改めてスケジュールを確認します。

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サラッと書いてありますが、実際は本当に1日1日が濃い入院生活になります。

自分の備忘録もかねてできるだけ詳しく書いていきます!

 

朝の過ごし方

私の場合は15時半に帝王切開予定だったのですが、朝は消化の良いごはんならOKということでおかゆを食べ、シャワーを浴びてから病院に向かいました。

11時に入院予定となっていたので、10分前くらいに病院に到着。

受付をするとすぐに部屋に通され、手術着に着替えるよう指示を受けました。

手術着のまま、前日と同様に陣痛室でNSTを30分ほど受けます。

お腹が定期的に張って心配されるものの、痛くなければ問題ないらしく、ひとまず手術まで様子を見ましょうとのこと。

私は臍帯血を産まれてくる子供のためにとっておこうと思っていたので、そのための採血を大量にされました。

さすがにちょっとクラクラしますね。

臍帯血という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、気になる方はこちらもご確認ください。

www.stemcell.co.jp

採血のあとは点滴を1つ終わらせ、部屋に戻ってもう1つの点滴が終わるまでお部屋で安静にして過ごします。

この日はめずらしく雪でした。

「雪の日は低気圧になるので、もしかしたら破水するかもしれないね」と言われ、ちょっと不安に。

たしかに、お腹は痛くはないものの、生理の時みたいに腰のあたりがなんとなく重い感じがしなくもないし、たまに下腹部がズキッとしたりもする。不安。。。

「これがひどくなるようならナースコールしてね」と言われ、お部屋で手術まで待機でした。

点滴つけてる腕が痛いし、血をとられまくったので、これからだというのに病人のようにベットに横たわってすごしてました。

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入院中の過ごし方

お腹が頻繁に張るので、ずっとベットの上で安静状態。

基本的にはやることがなく、点滴をされながら、ぐだぐだとベットですごすだけでした。

つきそいも部屋に入ってOKなので、お昼も適宜食べに行ってもらいつつ、手術の時間までひたすら暇を潰します。

手術は15時半くらいと言われていたのですが、時間が近づくにつれてだんだん不安も膨らみます。

お腹を切るための麻酔も怖いし、お腹を切るのも怖いし、術後の痛みも怖い。

いろんな恐怖を感じては気にしないふりをしながら、ひたすらごろごろとしていました。

時間がたつのが早いような遅いような、そんななんとも言えない時間でした。

手術前の麻酔

いよいよ帝王切開です!

時間なのでこちらへ来てくださいと呼ばれ、話をしながら手術室に向かうものの、緊張と恐怖で真顔でした。笑

手術室には、リラックス系の音楽が流れていました。

音楽は自分で持ち込むこともできるのですが、出産中に音楽を聞いている余裕はないだろうと私は病院セレクトの音楽を選びました。

実際、部屋に入った時以外はほとんど音楽を聞く余裕はなかったです。

手術室はドラマとかで見るような殺風景な感じではなく、木彫の壁があったりと部屋みたいな暖かみのある感じでした。

ただ、手術台や大きなライトはいわゆる手術室なかんじでした。

台の横で裸になり、たくさんの看護師さんたちにサポートされながら、手術台に乗ります。

横向きになって、体育座りのように足を曲げ、頭はおへそを見る状態でキープ。

それを前から看護師さんに抱えて支えていただきました。

麻酔は背骨のあたりにするため自分ではまったくわからないせいか、「今から針さしますよ」とか「今ひとつ終わりましたよ」とか、常に声をかけながら進めていただきました。

ただでさえ何をするかわからなかったので、これは結構ありがたかったです。

その後処置が進みましたが、やはり背骨に刺す麻酔は難しい&個人差があるようで、何度かやり直しをしながら調整して麻酔をしてました。

普段なら、ちゃんと刺して!と思いますが、いろんな人が優しくサポートしてくださるこの環境では、私が痛くないように試行錯誤してくださってる!という感覚しかありませんでした。

麻酔は痛いと聞いていましたが、たしかに痛かったです。

ただし、ズキッとしたりチクッとする痛みではなく、ずんっと響くような重い痛みでした。

ただ、良くない痛みの場合はすぐに調整してくださるので、思ってたよりは痛くなかったです。

麻酔が効くまでの間に、尿道カテーテルも挿入。

これもやるまではこわかったけど、まったく感覚がなかったので何も問題ありませんでした。

いざ、帝王切開!

麻酔がしっかり効いているのを確認してから手術スタート。

土曜日で外来も終わっているせいか、3人の先生とたくさんの助産師さんや看護師さんに手術をしていただけました。

準備が整った時点で、立ち会いをする予定の主人も入室。

手を握ってあげていてくださいと促され、手術中ずっと手を握っていてくれました。

いざ手術が始まっても、麻酔が効いていたせいか、お腹が切られたりしてるのはよくわかりませんでした。

ただ、赤ちゃんをお腹から出すときは本当に壮絶なかんじ。

立ち会った主人の手をぎゅっと握りしめながら、左右にぶんぶん振り回されるような感覚にひたすら耐えます。

実際はどうなのかわかりませんが、赤ちゃんを持ちながら、赤ちゃん取り出そうと振り回し、その反動でお腹から自分の身体が左右に振り回されるような感覚です。

こんなにブンブン振り回したらお腹がはち切れる!!と少し怖かったです。

赤ちゃんの首にはへその緒がぎゅっとまきついてたらしく、出てくるまで予想より時間がかかり、痛くはないけど感覚的に苦しいと感じました。

そして、とうとう赤ちゃん誕生!

赤ちゃんですよー!と最初に見せられたときの感想は、怖っ!でした笑

まだ産声もあげず、ピノキオみたいにプラプラした手足が一瞬だけ見えました。

そして、赤ちゃんはきれいにしてもらうために主人と別室へ。

しばらくすると、遠くから産声が聞こえました。

赤ちゃん元気ですよーと言われ、一安心。

帝王切開だと、まだ産まれる準備ができていない赤ちゃんは寝ていることが多く、取り出した瞬間は産声をあげないそうです。

胎脂をきれいにしたりする間に起こして、初めて産声があがるとのことでした。


この後は胎盤をだしたり、お腹を閉じたりする作業だったと思いますが、だんだんと気分が悪くなってきました。

吐き気がすると聞いていましたが、吐き気というよりは貧血で倒れそうな感覚。

息が荒くなり、辛くて苦しんでたら、深呼吸しましょうねーとか、冷たいタオルを目の上にあてると楽になるのでのせますねとか、いろいろとお声がけもしていただけてすごく安心しました。

そして、もどってきた赤ちゃん&主人と写真撮影をしてもらったり、カンガルーケアをしてもらいました。

そうこうしてる間にも、体調は徐々に悪化。

貧血がひどくて意識が飛ぶかと思いました。

処置が進むにつれてだんだんと落ち着いてきて、やっと手術も終了。

ストレッチャーに乗せられて部屋に運んでもらい、無事部屋のベットに戻りました。

出産後のひととき

手術後、下半身はまったく動かず疲労困憊でしたが、家族がお疲れ様と言ってくれたので、終わったんだと感じました。

しばらくするとまた赤ちゃんを部屋に連れてきてもらえて、改めて写真撮影をしました。

ひとしきり撮影を終えると、赤ちゃんはまたナースステーションへ。

主人を残し、両親も家に帰って行きました。

主人は面会終了の21時までいてくれました。

あれだけ壮絶な出産でしたが、赤ちゃんがいないと本当に赤ちゃんを産んだのかな?とまだ実感がわきません。

本当に産まれたんだね、意外とまだ実感がわかないね、なんて主人と話して過ごしました。


手術後は下半身がまったく動かなかったので、酸素濃度測定器や血圧計、点滴をつけながらひたすら横になっていました。

定期的に看護師さんが様子を見にきてくれて、おそらく悪露をだしたり、点滴をかえたりしていたんだと思います。

21時過ぎごろ、腸が動いてることを確認し、水やアメを舐めることの許可がおりました。

ただ、その日はもう疲労困憊で眠くて仕方なかったのでそのまま就寝。

長いような短いような、そんな一日でした。

とにかく、無事に産まれてくれて本当に良かったです!


次の日の記事はこちら!

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