バリキャリママの子育てブログ

キャリアも諦めず、子育ても手を抜かず、両立できるママを目指します!このブログでは、妊娠中や出産、子育ての話などを書いていきたいと思います。

赤ちゃんが寝ない!生後3ヶ月までの赤ちゃんに試してほしい寝かしつけの方法

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赤ちゃんの寝かしつけって、本当に大変ですよね。

私も本当に苦労しました…。

今回は、そんな我が子の寝かしつけで成功したやり方をご紹介したいと思います!

寝つきが悪い赤ちゃん

我が子は生後1ヶ月を過ぎた頃から、体力がついてきたのか、本当に寝つきが悪くなりました。

お風呂に入り、授乳をして、21時くらいに寝かしつけを始めるのですが、寝たり起きたりギャン泣きしたりを繰り返し、早ければ23時、遅ければ深夜1時にやっと寝付くという日々が続いていました。

career-and-childcare.hatenablog.jp

一方で、ネットの記事を読んでいると赤ちゃんの寝かしつけにかかる時間は15分程度という人が意外と多いそうです。

ほんと、びっくりですよね。

なんでうちの子はこんなに寝つきが悪いんだろうと悩み、いろんな記事を読みあさりながら、いろんなやり方を試しては失敗を繰り返す日々でした。

そんな我が子でも、もうすぐ生後3ヶ月になるという頃に、やっと寝つきが改善してきました!

寝つきの悪かった我が子にも効いた寝かしつけのやり方を、まとめてご紹介したいと思います。

寝かしつけは合わせ技が効果的

ネットにたくさんの寝かしつけの技が書かれていますが、なかなかこれだ!というものは見つかりませんでした。

何度も試すうちにわかってきたのですが、寝かしつけの技が効いていないのではなく、複数の寝かしつけの技を組み合わせて使うことで、寝つきの悪い子にも効果を発揮するようです。

私が組み合わせて試していたやり方を、順番にご紹介します。

どれかひとつでうまくいく方もいるかもしれませんが、私は赤ちゃんの様子を見ながら、複数の技を組み合わせて同じ日にいくつもやっています。

うまくいかない時は組み合わせを変えたりして、いろんなやり方を試しながら寝かしつけているのです。

一つ試して諦めずに、いくつも全部同時に試してみてください。

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前提:生活リズムをつける

赤ちゃんの生活リズムがついてくるのは生後3ヶ月以降といいますが、赤ちゃんだって突然生活リズムが整うわけではありません。

出産後に助産師さんに言われたのですが、赤ちゃんはお腹の中にいるとき、夜型なんだそうです。

お腹の中にいるとき、赤ちゃんはママがリラックスしているときに一番動きます。

つまり、ママが寝ているときに一番よく動くのです。

そのため、生まれたての赤ちゃんは日中はよく寝て、夜はすぐ起きて泣くという夜型の生活リズムになっているので、これをなおさないとなかなか夜寝てくれないとのことでした。

夜寝つきの悪い赤ちゃんは、まず生活リズムをつける努力をしてください。

土日や夜寝る時間も関係なく、とにかく毎日同じ時間に起きましょう。

朝起きたら、必ずカーテンをあけます。

赤ちゃんを起こす前にカーテンをあけ、太陽の明かりの中でおはようと声をかけてあげましょう。

日中は明るい部屋で過ごし、晩ご飯を食べたりお風呂に入る頃にはオレンジ色のライトに切り替えるなど、日が沈んだら部屋を少し暗くします。

そして、寝かしつける時は間接照明に切り替えるなど、より暗めの明かりに切り替えて寝かしつけをします。

どんなに寝不足でつらくても、とにかくこれを2ヶ月くらい続けると、だんだんと赤ちゃんの生活リズムが整ってきます。

ちなみにこの生活をするとママも生活リズムが整い、夜になるとメラトニンという眠りを調整するホルモンがでてくるようになります。

このメラトニンは夜になると母乳にも含まれるようになるので、それを飲んだ赤ちゃんは夜により眠くなりやすくなるそうです。

赤ちゃんの寝かしつけが大変だという方は、赤ちゃんだけでなく、ママも一緒に生活リズムを整えましょう。

寝かしつけ開始:赤ちゃんを眠くさせる

赤ちゃんは夜になるにつれてだんだんと機嫌が悪くなってします。

黄昏泣きという言葉にもある通り、夜6時くらいからぐずり泣きが始まり、夜中まで理由もなく泣き続けるそうです。

我が子も、眠くてイライラしてるのが一番の理由なのでしょうが、ギャン泣きしたり、テンションが高かったりして、なかなか寝つけません。

そんなときは、まず落ち着かせて眠くさせるところから始めます。

技①:部屋を暗くする

生活リズムをつけるためにも、寝かしつけをするときはまず部屋を暗くします。

間接照明を用意したりして、オレンジ色の淡い光の空間を作りましょう。

大人と同じで、赤ちゃんもホテルのような暗さの部屋だと、だんだん眠くなってくるようです。

ただ、真っ暗だと怖がって逆に泣いてしまうので、顔が見えるくらいの明るさにしておくと良いです。

また、テレビなどの音はすべて消しましょう。

おやすみメリーやオルゴールなどの入眠に使いたい音楽はつけてもいいと思いますが、うちの子はおやすみメリーでテンションが上がってしまうタイプなようなので、無音で寝かしつけてます。

技②:おっぱいをあげてお腹いっぱいにする

夜中にお腹が空いて起きてしまわないように、寝る前にはできるだけお腹いっぱいにして寝かせましょう。

ただし、飲ませすぎると夜中に頻繁に起きがちになるので、特にミルクをあげている方は注意が必要です。

我が家も、基本は母乳で夜中にお腹が空かないように寝る前だけミルクにしていた時期がありましたが、寝かしつけのときにどうしてもおっぱいをほしがってしまい、ミルクの後に母乳をあげていました。

すると、逆に1時間半に1回くらい夜中に起きるようになってしまい、助産師さんから夜のミルクをやめるよう指導を受けました。

すると、その日から夜はぐっすり!

寝かしつけのためにはお腹いっぱいにしてあげることは有効ですが、ミルクの方は飲ませすぎに注意しましょう。

母乳の場合は、好きなだけあげて大丈夫だそうです。

ただし、お腹が空いておっぱいを求めているのではなく、ただ眠くておっぱいを加えたいだけのときもあるので、そういうときはもう眠いんだと思って寝かしつけに入っても良いと思います。

技③:抱っこして歩き回る

泣いてぐずるときは、横抱きで抱っこしたままゆっくり歩き回りましょう。

ぐずってのけぞったりして暴れますが、目を見ながら話しかけ続け、落ちないように定期的にしっかり抱え直します。

抱っこの仕方は、左ひじの上あたりに赤ちゃんの頭をのせ、左うでを赤ちゃんの背中に沿わせ、左手で赤ちゃんのお尻を支えます。

左手だけで持って、安定していればOKです。

そして、赤ちゃんの左足の太ももを、右肘で支えます。

このとき、右手は下から支えるのではなく上から差し込み、そのまま右手は赤ちゃんのお尻の上あたりを軽く支えます。

この抱き方は、慣れればかなり安定するし、赤ちゃんも丸くなるので眠りやすいはずです。

抱っこしたとき、自分の体側にある赤ちゃんの右手が体の下にぶらんとしないように、うまく赤ちゃんのお腹の上に乗るようにもってきてあげましょう。

手がぶらんとしていないほうが、眠りやすい気がします。

一歩歩くごとに体を少しバウンドさせて、赤ちゃんに振動が伝わるようにすると、より効果的です。

技④:背中をトントン

横抱きのまま歩き回った時、背中をトントンとかるく叩いてあげると良いでしょう。

ただし、音がしないくらい軽くたたきすぎると効果はないです。

トントンというより、ボスッというかんじが近いかもしれません。

ボスッ…ボスッ…と、ゆっくり叩くのがコツです。

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技⑤:足をあたためる

ふくらはぎや足先が冷たい場合は、温めてあげましょう。

ふくらはぎや足先があたたかいほうが、眠くなりやすいようです。

特に冬は冷えやすいので、大人用の掛け布団を一緒になってかぶりながら、布団と自分の体の両方であたためてあげましょう。

泣いて暴れている時は難しいと思いますが、落ち着いてきたけど寝ない、テンションが高くて寝ないというときに試すと良いです。

技⑥:目を合わせて話しかける

ギャン泣きしてるときは、目を近くで合わせて話しかけてあげながら、話しかけてあげましょう。

眠いの?寝られなくてつらいのね。というようなかんじで、何でも良いです。

目を見ずに、大丈夫大丈夫、などと言っても、意外と効果はありません。

ましてや、無言でただ抱っこしてあるき回ったとしても、ギャン泣きしている子には通用しませんでした。

あなたがつらいのわかってるよ、というような優しい気持ちで、手を握ったりしながら目を近くであわせ、話しかけてあげてください。

技⑦:座って足の上に寝かせる

抱っこして歩き回ることに疲れたら、座って足の上に寝かせるのもおすすめです。

まず自分が座椅子やベッドに足を曲げて座り、壁や背もたれにもたれかかります。

次に、お腹の上に赤ちゃんを座らせ、太ももを赤ちゃんの背もたれにして足の上に寝かせます。

このとき、赤ちゃんの足は開いて、自分の体をまたぐように座らせましょう。

そして、両手で赤ちゃんのそれぞれの手を握り、赤ちゃんには自分の親指を握らせてあげます。

これで基本姿勢は完成です。

赤ちゃんの手を赤ちゃんの体の横にもってきてくっつけ、目を合わせて話しかけながらひたすら落ち着くのを待ちます。

黄昏泣きなど、意味もなくギャン泣きしてる時にも使えます。

すぐに泣き止むわけではないのですが、5分10分ひたすら話しかけながらギャン泣きに耐えると、疲れてくるのかうとうとしてきます。

抱っこしても何しても泣き止まない!という場合は、体力温存のためにもこの姿勢がおすすめです。

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寝かしつけ中盤:眠くなってきた赤ちゃんを寝かせる

赤ちゃんを眠くさせることに成功したら、次は眠くなった赤ちゃんを本格的に寝かせるフェーズに入ります。

泣き声に力がなくなってきたり、一時的に泣き止んだり、ぼーっと一点を見続けたりしたらチャンスです。

あくびをしたり、目がうつろうつろしてきたら、後少しだと思いましょう。

技⑧:眉間を上から下になでる

うつろうつろしてきた時、赤ちゃんは薄目が開いたまま、ぼーっとしていることがあります。

今にも寝そうなのですが、意外とこのままだと寝てくれません。

こんなときは、眉間を上から下にゆっくりとなでることで、赤ちゃんは目を閉じていきます。

一回なでただけでは一瞬目を瞑って終わりなので、何回も連続でゆっくりなでます。

そうすると、なでなくても目が閉じたままになるので、この状態で5分ほど待ちます。

ここで寝た!と思ってすぐに動くと、またすぐ目を開いてしまうので、焦らず体の力が抜けるまで少し待ってあげましょう。

技⑨:置きやすいように手の位置を調整する

横抱きにしてしっかりと抱えた状態で寝かそうとすると、いざベットに寝かせたときに腕がなかなか抜けなくて、あたふたしている間に赤ちゃんが起きてしまうことがあります。

そこで、赤ちゃんを置く時は、事前に赤ちゃんの頭を手のひらで支えるように持ち替えておくと良いです。

左腕で頭を支えていたら右手でまず頭を持ち、今度は左手に頭を持ち替えます。

腕を引き抜くのは大変でも、手のひらくらいなら意外とすんなり引き抜くことができます。

そのために、赤ちゃんを置く前に手を持ち替えておくのが良いでしょう。

技⑩:仰向けがダメなら横向きに置く

赤ちゃんには、仰向けが良いときと横向きが良いときがあるようです。

どちらかが好きな赤ちゃんもいると思いますが、我が子は時と場合によりどちらか好みが変わっているようでした。

そこで、仰向けで置こうとして、2回失敗したら横向きにトライしてみることにしていました。

うちの赤ちゃんはよく母乳が逆流してくるので、右下が落ち着くようでした。

生まれた時からゲップが苦手でよく右下にして寝かせていたからかもしれません。

横向きだと逆に寝ない時もあるので、仰向けで置いてみたり、横向きに置いてみたりといろいろと試してみましょう。

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最後の仕上げ:置いた後も安定するまで寝かしつけ

泣かずに置くことに成功したとしても、気を抜いてはいけません。

そのまますんなり寝てくれれば良いのですが、我が子はそこからまたすぐに起きて泣いてしまうことが多かったです。

そのため、置いた後も赤ちゃんがしっかり寝付くまではサポートしてあげる必要があります。

技⑪:仰向けに置いたら手足をおさえる

モロー反射により、赤ちゃんは置いた後も寝ているのにビクッと手足が頻繁に動きます。

その動きで、また起きてしまうのです。

そしてすぐに泣き出して、また寝かしつけるところから始めないといけなくなります。

それを防ぐために、ビクッとしても体が動かないように、手足をそっと手や肘などでおさえてあげます。

体重をかけすぎると赤ちゃんがつぶれてしまいますし、軽く押さえすぎるとそれ以上の力で赤ちゃんがビクッとなって起きてしまうので、ちょうどよい塩梅を探してみてください。

技⑫:横向きに置いたら背中トントン

横向きに寝かせた場合は、背中をトントンしてあげることができます。

このとき、赤ちゃんの体の上側にある腕を体の横に持ってきて、肩ごと手で押さえて固定しながら、もう片方の手で背中をトントンしてあげましょう。

指をなめてしまう場合は、左肘であかちゃんの手をかるくおさえながら左手で肩を押さえることで、なめるのを邪魔することもできます。

寝たかなと思ったら、ゆっくり布団をかけ、そっと手をはなして終わりです。

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パパが寝かしつける場合の注意

上述した技は、私がいろいろと試行錯誤しながら試してきたやり方です。

実はこのやり方、一部はパパではうまくいきませんでした。

いろいろ考えてみましたが、例えば抱っこひとつとっても、男女で体格差があります。

パパのほうが肩幅広い場合、少し肩をすぼめてあげたほうが包まれている感がでるのか、うまくいったりしました。

メインの寝かしつけをママがやっている場合、ママのやり方によせることが重要です。

赤ちゃんが慣れているのはママの寝かしつけのやり方だったので、慣れているやり方を真似してみましょう。

うちの場合も、最初はパパは寝かしつけができませんでしたが、今ではパパだけでも寝かしつけができるようになりました。

ママに渡すまでのつなぎとしてあやすのではなく、全力で寝かしつけをすることが大事です。

耳元でギャン泣きされるとイライラしがちですが、イライラすると赤ちゃんにそれが伝わってより眠れなくなるので気をつけてください。

女性は、赤ちゃんの泣き声をだんだんとつらいと感じにくく変わっていくそうです。

一方で、男性は泣き声が突き刺さるような苦痛に感じるそうです。

パパのほうが、よりイライラしない努力が必要になります。

うちの旦那はつらいとき、耳栓をしながらあやしていましたが、そういう工夫でイライラをおさえられるなら、ぜひ積極的に試してみましょう。

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寝かしつけの効果は赤ちゃんによる

寝かしつけは本当に大変です。

ただ、試行錯誤を続ければ、赤ちゃんにとってベストな寝かしつけ方法が必ず見つかります。

我が家も最初は3,4時間かかっていた寝かしつけが、今では20分くらいになりました。

たとえば、ベッドに置くときに頭からおいたほうがいいとか、背中からゆっくり置いたほうがいいとか、いろんな説があります。

うちは、どれもあいませんでした。

寝かしつけの効果は赤ちゃんによるようです。

寝かしつけの相性があるんだと思います。

大人だって、横向きに寝る人や仰向けに寝る人など寝方も違うし、足を曲げて寝たり伸ばして寝たりも様々。

ベットにはいってすぐ寝られる人もいれば、なかなか寝付けない人もいます。

赤ちゃんも、きっと同じなんだと思います。

大変だしつらいと思いますが、赤ちゃんにあった寝かしつけを試行錯誤しながら、一緒に最適な方法を探してあげましょう。