バリキャリママの子育てブログ

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5人に1人が帝王切開?意外と多い帝王切開の謎

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妊娠後期になってくると、逆子など様々な理由で帝王切開の予定を組まれる方が増えてきます。

実際、妊娠している方の20%が帝王切開で出産しているらしく、5人に1人が帝王切開を経験しているんです。

昔は帝王切開というと特別な感じがしていましたが、なぜそんなに帝王切開の割合が増えたのでしょうか?

帝王切開が増えた理由

私は医者ではないので正確なことは言えませんが、帝王切開について調べたり、病院でお医者さんに聞いたことをまとめてみます。

原因①:不妊治療で多児妊娠が増えた

結婚する年齢が上がるにつれ、出産する年齢も上がっています。

そうすると、不妊治療をする人の割合も増えていきますよね。実際、私も不妊治療で妊娠した一人です。

帝王切開になる原因は逆子や前置胎盤などだけでなく、双子を妊娠している場合も該当するそうです。

不妊治療のレベルがあがってくると、複数の卵を同時に育てたりします。 このうち、最終的に一つだけが成長すれば良いのですが、複数の卵が同時に育ってしまうことがあり、その場合は多児妊娠になってしまいます。

最近ニュースでもやっていましたが、不妊治療をする人が増えるにつれて、双子や三つ子といった多児妊娠も増えているそうです。 つまり、その分帝王切開率が高くなっているということなんですね。

原因②:産む数が減った

昔は逆子でも自然分娩をしていたそうです。

ただ、逆子だとやはりリスクも高いらしく、その分死産も多かったと聞きました。

昔は5人も6人も産んでいるので、どちらかというと質より量という感じだったのか、逆子でも自然分娩で産むのが普通だったようです。

一方、最近は産んでも1人2人の家庭が多く、一人ひとりを安全に産む方にシフトしていったとのこと。

そのため、逆子だと帝王切開が主流になったので、帝王切開率も上がったようです。

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原因③:医療が進歩した

帝王切開はいわゆる「開腹手術」というれっきとした手術なんですよね。

出産は自然分娩でも母子ともに死のリスクが伴いますが、帝王切開でもそれは同じ。

今は医療が進歩して、より安全に帝王切開ができるようになったため、危ないと思ったらすぐ帝王切開に移行する場合もあるそうです。

しかも、昔は帝王切開の場合は縦にお腹を切られるので術後の傷が目立ちますが、今は横に切ってくれるので、昔よりは傷も目立ちにくくしてもえるそうです。

女性としては、やっぱり水着が着れなくなるのは嫌ですし、そのほうが嬉しいですよね。

帝王切開でも3人以上出産可能

帝王切開で出産すると、それ以降の出産はすべて帝王切開になると聞きます。

帝王切開のあとに自然分娩をすると、一度切った子宮の傷が破裂してしまったり、癒着を起こしてしまったりと、なにかとリスクがあるようです。

ただ、帝王切開は開腹手術。無限にできるわけでもありません。

よくネットの記事には3人産めるかどうか、とのっていたりしますが、先日の妊婦健診でみてもらった先生によると、今は医学が発達してきたから4,5人くらいは産めるので安心してくださいとのこと!

私はまだ何人産みたいか明確に決めていないですが、MAX3人はあるかなーと思っていたのでこれは朗報!

帝王切開でも3人産めるんですね。よかったよかった。

帝王切開も立派なお産!

帝王切開が増えてきた理由は他にもあるのでしょうし、年々増えていっているとのことなので、今後も増えていくのでしょう。

それこそ、4人に1人だったり、もしかしたら2人に1人なんてことになるかもしれません。

そんな中、私が繰り返し病院で言われたのは帝王切開も立派なお産ということ。

もともと私は「帝王切開で産んだ人が楽をしている」とか「ちゃんとしたお産を経験していない」と思ったことはないのですが、世の中はどちらかというとそう思う人が多いようです。

そういう心無い言葉で傷ついているママさんが多くいるとのこと。

だからこそ、病院では帝王切開でもちゃんとしたお産だから気にしないでね、と啓蒙活動をしているのでしょう。

自然分娩だって、陣痛がきたり、会陰切開をしたり、結局どこか切ったり痛い思いをします。

帝王切開だって、前日から飲食禁止になって、手術でお腹を切られ、一人でトイレにも行けないので尿道カテーテルを差し込まれたり、出産後の食事も流動食からスタートしたりします。

どちらも、どこかで必ず痛い思いをしたり、どこか切ったり、後陣痛を感じたり、そんな大変な中で赤ちゃんのお世話が始まるのです。

どっちが楽とかはないし、自然分娩も帝王切開も、赤ちゃんを無事に出産するという目的を達成するための手段でしかないので、どちらがえらいとかもないのです。

母親教室でも、まだまだ自然分娩についての情報しかなかったりするので、帝王切開の話も取り入れつつ、すべてのママさんに優しい世の中になると良いですね!


万が一帝王切開になった場合に、費用負担を減らせる方法についてまとめましたので、帝王切開の可能性がある方はこちらもご覧ください。

career-and-childcare.hatenablog.jp