ワセリンが効かない!生後3ヶ月でひどくなった乳児性湿疹の治し方
生後1ヶ月のときに一度乳児性湿疹がでてきましたが、その時は一旦自宅ケアで落ち着きました。
それが3ヶ月ごろになると、再び乳児性湿疹が現れ、さらにひどくなったのです。
今回は、生後3ヶ月をすぎたときの乳児性湿疹についてお話しします。
乳児性湿疹とは
生後1ヶ月が経った頃、乳児性湿疹について一度調べました。
乳児湿疹というのは新生児にできる湿疹の総称で、脂漏性湿疹や新生児ニキビ、あせも、アトピー性皮膚炎などの総称だそうです。
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生後3ヶ月をすぎると、産まれたときにママからもらった免疫が弱くなり、再び肌荒れがひどくなる赤ちゃんが増えてくるようです。
例にもれず、我が子も再び肌荒れに悩まされるようになりました。
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ワセリンが効かない
生後1ヶ月の肌荒れのときは、ワセリンで保湿するようにしたら意外とすぐに改善しました。
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そのため、生後3ヶ月の今回、再び肌荒れがひどくなってきたときも、ずっとワセリンを塗っていました。
しかし、今回は一向に効き目がありません。
ひどくなっていたところにワセリンを塗ると、少しは赤みがひいて改善するのですが、また次の日にはひどくなるというのを繰り返しました。
いつの間にか、ワセリンが効かなくなってきのです。
今回の肌荒れは特に、腕や頬がひどかったです。
腕は手首を中心に赤く、ザラザラしていて、とにかく広範囲にブツブツができていました。
手の甲も痒そうで、手を体の前で合わせることができるようになってからは、両手をあわせて手の甲をよく掻いていました。
また、目の辺りを手の甲でこすったりもするので、顔も傷だらけです。
さらに、耳の後ろや頬の下辺りもかゆいようで、顔周りも赤くなっていました。
特に頬がひどく、写真は治ってきたタイミングの写真ですが、もっとひどいときは赤くジュクジュクしていたので、痛そうだし、服は傷からでてくる液でカピカピしていました。
我が家で試した対策
ワセリンだけでは効かなくなってきたので、ネットでいろいろと対策を調べました。
我が子は乾燥肌だったのですが、皮脂が少なすぎて肌荒れになっているようでした。
お風呂で石鹸で洗うことで、少ない皮脂がさらに落とされてしまい、肌荒れがひどくなるという記事を見つけたので、肌荒れがひどいところは石鹸で洗わないようにしてみました。
また、保湿も大事だということで、口コミで評判のよかったキュレルの入浴剤を買い、お風呂でも保湿をするように。
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そして、入浴剤でも保湿をした後、お風呂上がりにさらにベビーワセリンで保湿をしました。
ちなみに小児科の先生によると、乾燥したからといってすぐワセリンを塗ると、汚いところに蓋をすることになってしまうので、保湿をする際はきれいに洗ってから保湿をするのが良いとのことです。
お風呂でのケアを変えてみて一週間、赤みがなくなり、頬のジュクジュクや、顔を掻いたりする回数も減ってきました!
日常のケアで、なんとかできるものなんだなと少し安心しました。
ひどくなった湿疹
ただ、しばらくすると腕の皮が剥けてジュクジュクするように。
頬や腕全体の赤みなどは改善したのに、なぜか腕の一部分のみ悪化を続けました。
あまりにジュクジュクがひどくなったため、絆創膏を貼ってみたり、ワセリンを塗る回数を増やしたり、いろいろ試してみましたが、まったく改善しませんでした。
皮が剥がれてジュクジュクしては、次の日には治り、また次の日にはジュクジュクに戻るといった日々を繰り返していました。
ちなみに、後で小児科の先生に聞きましたが、赤ちゃんに絆創膏は貼らないほうが良いそうですので、皆様お気をつけください。
小児科でステロイドを処方される
さすがにひどすぎるので、病院へ行くことにしました。
いつも小児科オンラインというリモート診療のサービスしか使っていなかったので、赤ちゃんが実際に病院に行くのは初めてでした。
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その病院で、ステロイドの塗り薬を処方していただきました。
処方されたステロイドの薬は3種類。
1つ目は、リンデロンという液体の塗り薬で、頭のカサカサ用に処方されました。
頭皮も乾燥がひどく、肌が鱗のようになっており、毎日少しずつ鱗のようなかさぶたが剥がれていっていたので、頭用に専用の薬を処方していただきました。
2つ目は、顔や全身に塗るようの薬で、パルデス軟膏とヘパリン類似物資油性クリームという薬を混ぜて作った混合薬というものでした。
混合薬ということで、処方箋を渡した薬局で、その場で作っていただいたようです。
赤ちゃんは診察代や薬代もすべて無料ですが、混合薬をいれる容器代は支払いが必要らしく、50円ほどですがお金がかかりました。(安い!)
そして3つ目は、デルモゾール軟膏という少し強めのステロイドの薬です。
デルモゾールは、腕のジュクジュクした特にひどいところにのみ使用するように言われました。
ステロイドという薬は諸刃の剣のようで、使いすぎるとあまりよくないそうです。
また、ステロイドの強さにもランクがあり、3つ目のデルモゾールは他のステロイドよりも強いものなので、腕の肌荒れがひどいところにしか使ってはいけないと言われました。
頬のジュクジュクもひどかったのですが、ステロイドは体の場所によって吸収率が違うらしく、顔のような繊細な場所は吸収率が高すぎて、強い薬は使ってはいけないとのことです。
しっかり説明してくれる良いお医者様にかかれたので、安心して薬を使えました。
そして薬を使い始めると、1日2日ですぐ変化が!
5日もあれば、ほぼきれいな肌へと戻りました。
どんなにワセリンを塗ったり保湿したりしても、一向によくならなかったお肌が、すぐに良くなったので、お薬の効果はすごいなと改めて関心したところです。
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乳児性湿疹はケアが重要
赤ちゃんは肌トラブルが起こることが多いのですが、2ヶ月くらい肌荒れに悩むようであれば、アトピー性皮膚炎の可能性もあるとのことです。
赤ちゃんのときにアトピー性皮膚炎にかかった場合、きちんとケアしないとその後もアトピーに苦しめられるようになってしまうと聞きます。
うちの旦那もアトピー性皮膚炎を患っているので、赤ちゃんにも遺伝している可能性もありますし、我が家は特にしっかりケアしてあげる必要がありました。
一時期寝相がわるかったり、寝たまま暴れたりしていたのですが、治ってきてからは大人しく寝ているので、やっぱり痒くて寝づらかったんだなと思いました。
うちの旦那も、眠くなると体が痒くなるらしく、よく全身を痛いほど掻いていたのを思い出しました。
赤ちゃんもきっとつらいと思うので、ステロイドは怖いけど、肌荒れがひどいときはうまく使ったほうが良いなと思います。
ワセリンを塗ったり、保湿をしっかりしているのになかなか肌荒れが治らないという方は、ぜひ一度小児科の先生に相談してみてください。