36週で逆子!帝王切開を回避するためにやっていること
23週に逆子と診断されてから、毎回妊婦健診でエコーを診てもらってますが、一向に逆子が治りません。
既に36週を超えましたが、治る気配がなく、帝王切開の予定を組まれました。
できれば自然分娩がしたい!と思っている方も多いと思いますが、逆子を治すために私が今までしてきたことをお伝えしておきます。
逆子はどうやってわかる?
妊娠中期になってくると、妊婦健診でエコーをみてもらったときに「逆子」と診断されることがあります。
赤ちゃんは頭が重いので、通常であれば頭が下になり、骨盤のあたりにはまるようになってくるそうなのですが、赤ちゃんの頭が上向きになっていると逆子と言われます。
逆子と言われるとドキッとしますが、妊娠中に逆子を経験する妊婦さんは7,8割いるそうです。つまり、ほとんどの妊婦さんが妊娠期間中に一度は逆子と診断されるとのこと。
最終的に逆子で出産する確率が5%程度ということなので、逆子は基本的には治るもののようです。
逆子になる原因と対策は?
そうは言っても、自然分娩がしたい方はできれば逆子にならないでほしいですよね。
逆子になる原因と、それを防ぐための対策はあるのでしょうか?
私が今まで調べた内容をまとめてみます。
たまたまひっくり返っている場合は逆子体操が効果的
赤ちゃんが小さい頃は、お腹の中を自由に動き回ります。
赤ちゃんが動きすぎて、たまたま頭が上にある状態で大きくなってしまった場合もあるでしょう。
そういう場合は、逆子体操で治ることが多いようです。
28週〜30週あたりに逆子になると、病院から逆子体操をすすめられます。
逆子体操というのは、よつん這いになった状態で頭や胸のあたりを床につけ、お尻を高く上げたままにする姿勢のことです。
こうすることで、お腹が反対向きになるため、骨盤にはまっている赤ちゃんを一度骨盤から開放し、もう一度お腹の中で自由に動き回ってもらってもとに戻そうというやり方です。
赤ちゃんがまだ小さい場合は、これでけっこう治るようですね。
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体が冷えている場合はとにかく温める
逆子になるママさんには、冷え症の方が多いそうです。
私もめちゃくちゃ冷え症な上、妊娠後期がまさに冬だったので、体がいつも冷えていました。
冷え症だと骨盤のあたりよりも心臓に近い上の方が温かいらしいんです。そうすると、赤ちゃんは温かさを求めて心臓に近いところに頭がくる姿勢をとりたがるようです。
こういう場合は、とにかく体を冷やさないことが重要です。
冷え症の人には、鍼灸治療もおすすめだそうです。
足のツボにお灸をしてもらうと、赤ちゃんが動き回りやすくなって逆子が戻るということらしいですが、つまりは血行を良くしているんですよね。
鍼灸治療により血行を良くして、体を温め、赤ちゃんに動いてもらおうという作戦です。
普段シャワーですませている人も、お風呂にお湯をはって、入浴剤を入れて、毎日しっかりあたたまる習慣をつけましょう。
首こりや肩こりがひどい人はマッサージを
鍼灸治療の際に言われたのですが、逆子治療に来る人は冷え症の人も多いけど、首や肩がこっている人もかなりいるそうです。
首や肩がこると、血行が悪くなり、体を冷やすことにも繋がります。
冷え症だという自覚がなくても、首や肩がこるという人は、整体や鍼灸治療をしたり、ストレッチをして体をほぐす癖をつけるのも良いと思います。
骨盤が小さい人はしょうがない
ネットで調べたところによると、ママの骨盤が小さい場合は、赤ちゃんの頭が骨盤におさまりきらなくて逆子になる場合もあるそうです。
この場合はもう諦めるしかないのではと個人的には思います。
ただ、痩せているから骨盤が小さい、太っているから骨盤が大きい、というわけではないようです。
痩せていても太っていても、それはお肉の話になるので、骨がどうかというのは別の話とのこと。
あとは、普通サイズの骨盤だったとしても、赤ちゃんのほうの頭が大きめだとうまくはまらないということもあるでしょう。
こればっかりは運なのかもしれませんね。
原因不明の場合も多い
妊婦健診の際にお医者様に言われたのは、逆子の原因は出産してもわからない人も多いとのことです。
へその緒が首にからまって、ひっくり返ると苦しくなるから元に戻ろうとしない赤ちゃんなどは、帝王切開で出産してみればそれが原因だったのねとわかるそうなのですが、最後まで原因がわからない場合もまだまだ多いそうです。
冷え症の人に逆子が多いというのは有名な話のようですが、冷え症の人が100%逆子になるわけでもなく、逆子の原因は医学的にも解明されていないようでした。
逆子になっても気にしないで
逆子になると、なんとかして治そうとみんながアドバイスしてきたり、励ましてくれたりします。
ただ、個人的にはそれが不思議でした。
今は逆子でも帝王切開で安全に産むことができるし、逆子体操で治そうとするのも人によっては早産につながるリスクがあったりするというのに、どうしてみんなそんなにがんばって逆子を治そうとするんだろうと、ずっと疑問でした。
根底には、帝王切開はちゃんとしたお産じゃないという気持ちがあるのかもしれませんが、私はそうは思いません。
10ヶ月近くも赤ちゃんをお腹の中で育て守ってきて、あとはお腹から赤ちゃんをどうだすかという話でしかないので、逆子で帝王切開になろうと、もとに戻って自然分娩にしようと、どちらでも良いのではないでしょうか?
それよりも、無事に赤ちゃんさえ出てきてくれればそれで良いような気がしています。
あまり強引に治そうとすると、逆に赤ちゃんを危険に晒すことになる可能性があるので、あまり無理をせず、赤ちゃんと相談しながらいろいろ試してみてくださいね!
万が一帝王切開になった場合に、費用負担を減らせる方法についてまとめましたので、帝王切開の可能性がある方はこちらもご覧ください。