産まれる子供への最初のプレゼント!保険にもなるさい帯血とは
みなさん、臍帯血(さいたいけつ)という言葉を聞いたことがありますか?
私は分娩する病院の母親教室で紹介されて、そこで初めて知りました。
思い返してみれば、病院のポスターにさい帯血バンクという言葉があった気がしますが、わざわざ自分からは調べなかったので知らなかったのです。
ただ、これはぜひこれから出産を控えている妊婦さんには知っていてほしいので、ご紹介したいと思います。
さい帯血とは
さい帯血とは、へその緒に含まれる血液のことで、出産時にしかとれないとても貴重なものです。
さい帯血は、現在十分な治療法のない中枢神経系疾患(低酸素性虚血性脳症、脳性麻痺、難聴、脊髄損傷等)、自己免疫疾患、ASD (自閉症スペクトラム障害)などに対する再生医療・細胞治療での利用可能性が注目されています。
また、白血病や再生不良性貧血等の難治性血液疾患の治療にも役立てられているそうです。
つまりさい帯血をとっておくだけで、赤ちゃんが将来自閉症だと発覚したり、白血病になったりしたときに、治療薬としてその血液を使うことができるわけです。
さい帯血について詳しく知りたい方は、ステムセル研究所のHPもご確認ください。
さい帯血をとる方法
さい帯血は、2種類の使い方ができます。
1つは民間さい帯血バンクに保管して、産まれてくる赤ちゃんに何かあったときに使えるようにする方法。
もう1つは公的さい帯血バンクに保管して、第三者に提供したり、研究材料としたりする方法です。
民間さい帯血バンクのほうは、自分たちの子供のために使うので、保管料がかかります。
一方、公的さい帯血バンクは寄付という形になるので無料で提供できます。
民間の場合は、さい帯血をとるだけで約19万円かかり、保管料も年間5,000円かかるそうです。
けっこう高額で、初めて聞くとびっくりしますよね。
ただ、とっておくだけで治療法のない病気が治る可能性があるので、医療保険料と考えればそこまで高くはないのかなと思います。
産まれてくる赤ちゃんのためにさい帯血を保管しておきたいと考えた方は、ステムセル研究所に問い合わせをしてみてください。
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私がさい帯血をとろうと思った理由
さい帯血の話を聞いた時、私はあまり迷わずに民間さい帯血バンクを利用しようとおもいました。
妊娠してからずっと、お腹の中でちゃんと生きてるのか心配しながら過ごしてきた赤ちゃん。
産まれてからも、元気で健康に育つかずっと不安でした。
不安すぎて、出生前診断もやりました。
結果は何も問題なさそうでしたが、絶対に大丈夫という保証もありません。
でも、さい帯血をとっておけば、心配していた自閉症やその他の重い病気も治る可能性がでてくるのです。
これ以上の保険はないなと思い、主人と相談して、さい帯血をとることにしたのです。
産まれてくる子供への最初のプレゼント
さい帯血を保管しておきたかったのですが、最終的に私はさい帯血を保管しておくことができませんでした。
資料請求をして、さい帯血を保管するためのキットなども届き、出産の際に予定通りさい帯血をとってもらってのですが、採取したさい帯血のある細胞が基準値に届いていなかったとかで、保管基準が満たせなかったのです。
帝王切開の場合は基準値に届かない事が多いとのことでした。
ただ、帝王切開だと絶対に保管できないわけでもないそうです。
一人目で基準値に届かなくても、二人目は基準値に届いたりと、お産によっても変わるそうです。
今回私はさい帯血を取れませんでしたが、二人目以降も懲りずにまたさい帯血をとってもらおうと思います。
さい帯血って、やっぱり産まれてくる子どもにあげられる最初のプレゼントだと思うので。
今回は採取失敗ということで費用もまったくかかりませんでしたし、ご興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。
費用が高額で私はいいやという方も、公的さい帯血バンクに提供していただけると間接的にでも子供のためになると思うので、ぜひ!